2011/01/31

ようやく離職票がとどいたので、とりあえず職安へ向かった。窓口でわたしは住宅手当を貰えるのでしょうか?と質問をすると、「あなたは失業保険の受給資格がない失業者なので、住宅手当の受給資格があります。月々4万ちょいふりこんだるわ感謝しろ」と返事をもらえた。まじでかラッキー。この制度はできて1年ほどなので、まだ知名度は高くはない気がするんですけど、いかがでしょうか。わたしは後任の方から教わりました。この制度のすごいところは、自己都合で会社を辞めた際、失業保険が給付されるまでの待機期間(3ヶ月)であろうと適用されるところです。なんということだ…もっと早く知っていれば前回の失業時にも手当を受けられてたはずで、その金額は13万円ちかく。自分の情弱さを呪うしかない。

気をとりなおして、昼から阪急で神戸に向かう。元町あたりのいつもの店をまわって長話をしたり、売れ残りのセール品を試着したり。栄町通のサルバドールではフレンチトーストと菓子パン、ラスクを3袋買う(ココナッツが特に美味しい)。帰りの電車では、文化系トークラジオ(菊地成孔・大谷能生がゲスト出演の回)をきいていた。

後日談:住宅手当を受けるためには「全財産が50万以下であること」が条件になるとのこと。撃沈。

2011/01/30

くじびきでトリスのグラスが当たった。うれしい。

2011/01/29

ポテトサラダをつくるとき、きゅうりは小口切りにしていたが、さいの目切りにしても面白いな。そんなことで気分を取り戻す。

昼から外出。またレコードを売ったり買ったり。手に入れたのはアイズレー・ブラザーズ/グランドスラム。このアルバムが山下達郎もフェイバリットにあげたブラックコンテンポラリーの名盤というのは聞いていたけれど、たしかにジャケ以外は最高。「なんとなくクリスタル」の挿入歌になっていたとは知らなかった。「今夜は何かが起こりそうだぜ……ヤング・ガール!」という帯のサブキャッチは時を感じさせるが、「このサウンドだけが時を感じさせない……」という主張だけは紛れもなく真実だ。

京都駅のヨドバシカメラをひやかして、伊勢丹の地下で買い物をして、雪が降るなか自転車こいで帰宅。

2011/01/28

故障したプリメインアンプは謎の復活をとげた。万歳。

レンタルした「サマーウォーズ」をDVDで観て泣いてしまう。まだ負けてない!

2011/01/27

夕食をかるくすませた後、第2回 『夜ふかし市』にでかける。場所は中古レコードと古本の店 100000t。照明を落とした店内は、夜の学園祭のよう。いつものレジはおでんと酒の屋台になっていた。狭い通路には、軽食、雑貨、洋服などの店が並び、得体のしれない人の熱気とおでんとクラムチャウダーのにおいでいっぱいだ。とりあえずキッシュを食べて、サングリアを飲んだ。お店の子がフィルムの一眼レフを持っていたので、「美大生?」と聞くと、「まさか、わたし30。会社員」といわれた。
10時からは、はまぐちさくらこさんのアヴァンギャルドな紙芝居。主人公は19歳のうさぎ(オス)、あとはパンツと人魚とお母さん。内容はぶっとんでおり、語り声は変態。紙芝居の絵を投げ捨てながら話は強引に進むが、はまぐちさんはいつもにこやかだ。なにげない身振り手振りも狙いすましたもので目が離せなかった。おもろいわろたで。はまぐちさんのサイトを見てみると、美術出版社「みづゑ賞」絵本部門 / 大賞、「GEISAI #5」/ 金賞などがあり、ますます混乱は深まった。
拍手で芝居が終わったあと、さてどうするかと手持ち無沙汰になったが、同じような感じの人がいたので、声をかけて店をでた。彼女は会場の雰囲気とは別のものを持っていたが、それを指摘するまでもなく「でもわたしああいう雰囲気は嫌いじゃなくて」といい、コーヒーを飲みながら終電までお互いの環境の差を興味深く聞いた。
別れ間際に「わたしの務めている大阪のビルなんですけど、実は明日テロ予告がでてるんです。なんか2ちゃんねるで」といった。ほんとうだった。

2011/01/26

社会保険の資格喪失証明書ができたとの知らせを受け、上京保険年金事務所へいく。それから国民健康保険の加入手続きをしに区役所へいく。昼の2時頃だったので混み合っていた。番号札をとり、何をするでもなく順番を待っていると、老人が30代半ばくらいの女性職員に喧嘩腰でねちっこく不満を訴え続けていてつい見てしまう。彼女は細身で長身、タイトスカート、黒いタートルネックに制服のジャケット、髪は一本結び、小顔で表情豊かなかわいい人。老人はだぼだぼのスウェットパンツとフリースのベストを着た小太りで、見からに陰険そうなやつ。話は平行線のままでなかなか終わりそうにない。彼女は毅然と対応しながらも目を赤くしていて気の毒だったが、それがやけに色っぽく見えてしょうがない。見るもんじゃないと思いながらも、じっと見ながら順番を待っていた。

自分の用件はあっさりとすんで国民健康保険証は即発行。しかし「あなたの保険料は今回こういう計算で一期が4万です」といわれて暗くなる。「半年しか働いていなかったので、失業保険の対象ではない自分には払えません」というと、「離職票をもって相談にくれば半額になるから安心しろ。またこい」といわれて、助かった。と、その場では思ったが。

新しい保険証を持って病院めぐり。7割の還付を受ける。ついで銀行の入金確認。有り金すべてを引き出してひとつの口座にまとめる。

2011/01/25

DENON PMA1500R

ノイズ混じりの音しかでなくなったのでとりあえず掃除。結構ホコリがたまってる。

2011/01/24

返品するラジオチューナーを郵便局から発送。それから、クロエとはしもと珈琲に寄る。

近所のレンタル屋では目立つところに韓国特集が組まれていて、映画につづき音楽もきたかと思う。KARA、東方神起、少女時代なんかが並んでいた。Genieを借りようとしたらレンタル中で残念。あの曲は、ウズベキスタンのDineyraのパクリ。という話をTwitterで知って、一方的に少女時代が黒なのかと思っていたけれど、もうすこしみてみるとそんな単純な話ではなくて、アルドンミュージックみたいな作曲家集団曲dsignの管理の問題のように見えた(はっきりとした公式文書は見つからず)。日本の新作に目をやると、神聖かまってちゃんの新譜が2枚ならんでいたが手は伸びず。

借りたCD
やくしまるえつこ / COSMOS VS ALIEN
相対性理論と大谷能生 / 乱暴と待機
EGO WRAPPIN' / ないものねだりのデッドヒート
UTADA HIKARU / SINGLE COLLECTION VOL1.2

借りたDVD
ツィゴイネルワイゼン(鈴木清順)
サマーウォーズ(細井守)
A(森達也)
ヴィニシウス―愛とボサノヴァの日々―

アルドンミュージックで検索していたら、ドン・カーシュナーは2011年1月19日にお亡くなりでした。合唱。

2011/01/22

とつぜんオーディオの調子が悪くなってしまった。スピーカーにノイズがはいってまともに聴けない。ケーブルのせいかと思ったが、アンプにヘッドフォンをつっこんでも同じ症状。アンプが傷んでいるようだ。いま使っているアンプは中古で買ったDENON PMA-1500R。買い換えてからは2年くらい。これまでアンプは壊れるたびに上位機種に買い換えていたが、この次のクラスはさすがに手が出ない。
夕方から久しぶりに外出。ワークショップレコードでレコードを売って4100円。クシシトフ・コメダ/ライブ・イン・コペンハーゲン(CD)を買う。それから100000tで100円のブラックジャックを1冊。会計のとき、「そのスニーカー懐かしいね」と声をかけられて、ああ同世代だなあと思う。懐かしのNIKE AIR FOOT SCAPE(レプリカ)。高校のころに流行っていたスニーカー。
夜は話題の豆腐ぶっかけ丼をだまされたと思って作って食べたらなるほどこれはおいしい!。また食べたくなる一品。風邪はようやく完治。

2011/01/19


「荒井由実/ひこうき雲」はライナーのアングラの香りが半端ない。歌詞だけでなく詩(上記)も載せられているのには初めて気づいた。デビュー当時はまだ多摩美(絵画科日本画専攻)の学生だったという。
「返事はいらない」って曲がいいなと思って、調べたらこれがデビューシングルとのこと。才気あふれる若者たちの、すこしの背伸びと硬さがたまらない。この曲はシングルヴァージョンとアルバムヴァージョンが存在し、シングルは売れなかったこともあり価格が高騰しているらしい。プロデュースがかまやつひろしとは知らなかった。ふたりは還暦パーティーも一緒にいわっていたはず。長い付き合いだったのだな。あと、荒井由実さんは今日が誕生日。どんな誕生日をお過ごしなんでしょう。

2011/01/18

ううう。風邪はまだよくならない。相変わらず熱はないので、インフルエンザではなさそうだが、なんなのこれ。咳が止まらないせいで、胃も痛くなってきた。インフルエンザも流行っているようで、ばずったーでトップにあがっていた。

ずっと読みかけになっていた「ヘミングウェイ/移動祝祭日」、「小沢健二/企業的な社会、セラピー的な社会」、「内田裕也/俺はロッキンローラー」を読了。

ついに作りおきの食料がなくなってきた。明日は外出するか。

2011/01/17

2日間ずっと部屋にこもっていたものの、風邪の具合はよくならない。ノドの痛みとセキが止まらない。もしかしてインフルエンザではありませんか。という気がしたので病院へいく。ノドが痛い中、症状を説明するのは辛いものがあった。病院は混み合っていて、待ち時間は約1時間。先生に鼻と喉を診てもらうと、鼻の奥が詰まっていますね。と、鼻に細長い吸引器をつっこまれ吸い上げてもらった。最中は痛いが、かなりすっきり。熱はないのでインフルエンザではないだろうとのこと。そこで気分は落ち着いたが、面白いのはここからで、退職したばかりのわたくしは当然保険証をもっておりませんのでなんと10割負担になるのでした。ぴよぴよ。気になるお値段は薬を合わせて15,000円。こういう体験って結構レアじゃないでしょうか。俺ってマジでアウトロー。社会保険の有効期限って、最後の給料日の一ヶ月後までという思い込みでしたが、ずばり退職日になるそうです。

夕方から、(500)日のサマーを観た。ああ、それはそれは面白かった。

2011/01/16

撮影:タッド若松 モデル:鰐淵晴子

Lide210のテスト。古い雑誌の広告をスキャンしてみる。断裁の精度が時代ですなあ。

2011/01/10

一乗寺「あいかむ」で食べたチキンカツが美味しかった。外見だけで判断していては絶対はいかない店。後輩に教わる。

哲学の道で猫の写真を撮った後は、たまたま見つけたSoilへ。ヴィンテージの雑貨とカフェの店。照明やディスプレイも見ごたえがあった。「台湾にいきたいなー」などと話す。




2011/01/09

友人宅で新年会という名の宅飲み。お互いまあいろいろあるがヘラヘラと話す。
12時に解散。Frescoに立ち寄って帰る。

2011/01/07

にんにくのスライスを揚げていたが焦がしてしまい、これらは後に全滅することになる。

2011/01/05

年末の大掃除でかき集めた大量のゴミを捨てに、東北部クリーンセンターへ向かう。街中の雪は溶けていたものの、山中の雪はまだ深かった。クリーンセンターの職員はみな公務員とは思えないアウトローな雰囲気で、利用者への案内はすべて余裕のタメ口である。まんまですやん…。ああしろこうしろ中身を見せろと大雑把なチェックを受けたあとは、車から荷物を降ろし、自ら巨大なベルトコンベアに向かって投げ捨てる。梱包したダンボールが破裂し飛び散っていくのが面白かった。積めるだけ詰め込んだゴミの重量は170kg。料金は2500円。休み明け初日はほぼ雑用で終わる。

2011/01/04

母と妹と北山モノリスで昼食。ここは基本的に披露宴会場として使われているらしい。建物は洋風。メニューはわりと和風。窓の外では新郎新婦がアルバムのための撮影中。普段着の他人はそれをじろじろと見てしまう。

正定院の墓参りをしていたら偶然親戚と会った。話をしたのは5年ぶりで、そのせいか、笑いながら話をしつつも、どういう態度でいればいいのかわからなくなる。今日で冬休みは最後。

2011/01/02

もう欲しい物などない。とかいいながら、やっぱりセールが気になって神戸まで出かける。セレクトショップと古着屋を数件ずつ回って買ったのはちょっときわどいシャツ1枚。あとはユニクロでヒートテックのTシャツと2枚目のタイツと靴下。STEPで見つけたフットスケープの復刻は現品特価で7000円。それからマツキヨで1枚68になってた明治の板チョコを箱買い(20枚)。

ヤフオクで買った古いラジオチューナーはノイズ混じりで不安だったが、ベランダに出してヘッドフォンでチェックすると無事受信。ハードの問題ではないことがわかったので、室外アンテナを設置すればうまくいきそう。予想以上に手間がかかるが、ここまできたらやるしかない。

初めて作った鶏ガラスープがなかなかよい出来。