2012/08/29

ラジオから流れる山下達郎のさよなら夏の日を何度も聴く。さよなら夏の日 いつまでも忘れないよ。今年の夏もきっと。あの曲が入ったアルバム、アルチザンは山下達郎のソロの中で一番よく聴いた。レンタル屋で借りてきたCDをカセットテープにダビングしていた時代で、ボールペンでラベルに曲名を書くとき、ターナーの汽罐車の「罐」が難しかったのを覚えている。Tokyo's a Lonely Townで、ニルソンのNew York's a Lonely Townを知った。Anders & Ponciaのことを知るのはもうちょっと後だった。きょうは篠田麻里子が福岡の糸島出身であることを知った。糸島はほんとうにのどかなところ。あんなところで彼女は野心を燃やしていたのだ。

定時の19時に退社して、麻婆茄子丼をつくって食べたあと、ウィスキーを飲みながらDan Penn / Nobody's Foolを聴いていたら、いつの間にか眠ってしまい目覚めたら23時。数時間をレコード針は音のない溝を走り続けていた。最近いつも以上に酒によわい。

2012/08/25

休み明け最初の一週間は長かった。きのうはなんだか疲れてしまったのか、8時ごろに横になってしまうとそのまま眠ってしまった。夕食も取らず、着替えもせず、歯も磨かず、風呂にも入らず。起きたのは翌朝の8時。さすがに早起きではあった。

朝、家族や友人へメールやメッセを数通送り、それから郵便局へ再配達の依頼をする。bud shank&clare fischer/bossa nova jazz sambaと、bud shank&his brazilian friends をぼんやり聴きながら、ヤフーオークションでbud shankのCDの入札をしたりamazonのマーケットプレイスで「有山達也/装幀のなかの絵 (四月と十月文庫3)」を買う。この文庫本は新品だと高かったので手が出なかったが中古だとそうでもなかった。昼頃にはAppleからiPadと落札したレコードがとどく。iPadの3GモデルはいつのまにかSoftBankと契約しなくてもAppleのサイトから購入可能になっていてsimカードを流用することもできる。自分のsimカードを差し込むと問題なく3G回線を受信した。

2012/08/22

休みの間、ヤフオクに出品していた商品が売れたので早速発送した。職場のとなりがクロネコヤマトの集荷場所になっているので大変便利である。また、支払いにはWAONが使えることもわかった。わたしはAEON住民なので、いつもあのカードでワンワンいっている。こんどからはそうしよう。

夕方頃、またしても突然の雨が降り洗濯物が濡れた。これ2日連続。天気予報がぜんぜんあてにならない。

休み明け3日目になるともうすっかり通常モード。わりとみっちりと働いて10時退社。帰り道の間、明日の弁当の具材がまったくないことに気づいたが、カレーにすればいいじゃないか!。と閃いたときが今日のハイライト。
地下鉄の中はcapsuleのSTEREO WORXXXを聴いた。Never Let Me Goという曲があったので、ヤスタカもカズオ・イシグロを読んだんだなと勝手に決めつける。夕食はそうめん。

2012/08/20

9連休明けの出勤。短パン以外のものを穿くのは久しぶりである。朝が辛いということはなかったが、クーラーが効きすぎて寒い。そのせいというわけではないが、なかなか集中が続かず、マウスとキーボードをさわっているだけというような時間が続いた。夕方頃からなんとか軌道にのりだすが。9時前退社。帰りにFrescoでうどんなどを買い、帰宅後すぐに焼きうどんを作る。スーパーで買ったものをすぐに調理するのは気分がいい。焼きうどんは学生のころ居酒屋でバイトしていたときによく作っていたので懐しい匂いがする。うどんをほぐすために酒を使うことはそのときに学んだ。

2012/08/13

ワークショップでレコードを売り、レコードを買う。手にれたのはLamont Dozier/Out Here My Own。一曲目のBreaking Out All Overを試聴した瞬間から素晴しかった。この人のソロはWork on Youも最高だったし、いいものが多いな。H-D-H時代のことはキャリアの一つだった。

自転車で帰り道を走っていたら、河原町今出川あたりで、「ちょっとちょっと」と、声かけしながら手招きするおばさんがいた。何かとおもったが心当たりはなかったので通り過ぎたが、振り返るとまだやっている。近づいてみると、「あの、ホームレスなんですけど」といわれてゾッとした。顔色や身なりを見る限りそんな風には見えない。たぶん痴呆なのだろう。気を取り直し再び自転車をこいだら今度は電話がなり「いま大阪にいるんだけど、今晩泊めて」とか聞かされる。いやな偶然。この季節はほんとうにホームレスが多くて困る。

2012/08/12

朝の10時から下鴨神社で行われている古本市にいく。会場はすでに賑わっていた。さっそく本をあさっていたらcafe montageのタカダさんとタマミさんに遭遇する。すでにたくさんの本を抱えていて、満足そうな顔。負けられないぜ。とりあえず文庫本を買う。6冊で400円。

・人でなし稼業/福田和也
・食卓の情景/池波正太郎
・アダルト系/永江朗
・プリンシプルのない日本/白洲次郎
・ヒップホップスラング/スティーブン・チェーシー 徳州英文
・「おじさん」的思考/内田樹

サム・ハスキンスのカウボーイケイト(ペーパーバック版)を売っている店もあったが、値段は5,000円。うへえ。シルヴァン書店では約100年前のはがきが大量に売られていた。横組みの文字も右から左。おもしろいものがあったので数枚買う。糺の森を出て、ユーゲへ。ここでは元100000tのカジさんが汗だくでひとり古本市を開催中。アライジ・コスタのCDを買う。

2012/08/10

定時で退社し、ホテルの宴会場で職場の打ち上げ。勝手にのんで勝手にさわいで赤い顔になる。食事はココナッツミルクをつかったカレーだけがまあまあという感じでおいしくはなかった。ゲームなどの余興があったが、基本的にこじんまりした会だったので、昼休みの会話の延長のようなノリで普段通りすごしていた。…の、つもりだったけれど、やはり酒の影響は大きく席をたった瞬間にもうダメだやばい。というサインがとんできて、つまりはおいおいまたかよという感じでトイレに駆け込んだ。最初の嘔吐をすませ、赤い顔が一気に青くなる。我ながらまったく呆れるぜ。しかしこれはいつになくシンドイもので視点が定まらないほどのフラつきは初めてだった。うげええ。と、再び嘔吐。それでいったん落ち着いたつもりだったので、とりあえず同僚に肩をかつがれホテルを離れ、しばらく歩いたが、私はまた立ち止まって縁石にすわりこんでしまうのだった。同僚からは「こいつはもうダメだ」という感じの視線をいただき飲み物を買ってもらった。ありがとう。差し出してもらったスポーツドリンクを飲んで、しばらく静止。これでおちついたかとおもいきや、そうでもない。三度目の嘔吐感がやってきたよこんばんは。こんどは路肩の排水口に吐いた。ハアハアなんやねんこれ。ただ、これでもう吐き上がったという状態になり、ようやく自分で歩く。歩けました。歩けるよ!俺!。同僚には大変お世話になりました。同僚 is 優しい。ハアハア、明日からはこんな私だけが9連休をいただきます。すいませんありがとうございます。

2012/08/08

食パンを買うためだけに自転車出社。木屋町二条のリベルテに寄って、5枚切りの食パンを買う。「パンの耳はどうしますか?」と聞かれたので、くださいというと4枚もついてきた。おおおお。いまはすこし涼しいので職場についても汗だくということはなかった。

今週はもう仕事も少なくほぼ定時で終わり。このまま楽な手応えで連休に突入するだろう。弁当は餃子、茄子の南蛮漬け、きんぴら大根、ニラの鰹節和え。食堂のメニューはみるからにおいしくなさそうな冷麺で、同僚は囚人のような表情で食べていた。夕食はなすとトマトのスパゲティ。深夜3時に「夏目漱石/こころ」を読み終える。

2012/08/07

担当していた仕事が思っていたよりも簡単に早く終わってしまった。さすが俺。というか、途中で規模が縮小したことがほとんどの原因。でも無事に終わってよかった。それにともない夏休みも予定よりも長くなった。当初は13日から16日だったのが、11日から19日の9連休!。こんなことならお盆休みに行く韓国でもっとゆっくりできたのにと悔やまれるがまあ仕方ない。旅行の準備と思い出に耽る時間にあてよう。

カレー粉をいれたポテトサラダを作った。レーズンも入れた。緑の野菜はキュウリではないものをいれてみようかと、試しにニラをほりこんだが、これはいまいち。ニラの存在感がありすぎる。正解はオクラだった。

2012/08/05

後任の方とスターバックスで雑談。また転職するという話を聞く。まあ仕方ないか。ココアを飲んだあと、スーパーによって帰る。2リットルの水を2本と、1リットルの牛乳を2本。それから玉ねぎ、じゃがいも、にんじん。さすがに重い。昼食はあり物でスパゲティ。具材は刻んだトマトとハム、麺と一緒にゆがいたアスパラ。ごま油とポン酢を混ぜたドレッシングで和える。夕方から外出。元100000tのビトウ君がやっているロマン商店へ初めていく。場所は川端二条を東に500m。グランタック東山二条ビル203号。あまり知らないエリア。太陽レコードの近くといえばそうなるけれど、AEONの近くといっても多くの人はピンとこないだろう。買ったもの:D.L HIS MASTER WORKS、TAKAGIKAN / HEAVY DUTY VOL.1、赤瀬川原平/ごちそう探検隊、ミュージックマガジン(特集=遠藤賢司)、STUDIO VOICE(ゼロ年代ソウカツ!)。合計金額は買取金額とほぼおなじになった。ちなにみCDは30%オフのセール中。またいきます。

夜はおでんをしこむ。大根の皮は厚めに剥いて細切りにし、きんぴらの材料にする。

2012/08/04

15年前に買ったスーツを着て葬儀に出席。不仲な夫婦と不仲な兄妹と不仲な親子とだれだかよくわからない人の集い。わたしには故人との思い出にふける記憶もない。3度目の火葬場、3度目の「喉仏とは喉にあるのではなく背骨の第二頚椎にあるのです」話。 もう馴れたものだがしかしここまで空疎な葬儀は初めてだった。そしてほんとうの諍いはここからがスタートということになる。疲労困憊。帰宅後3時間昼寝した。そして全て忘れた。いまはぶどうを食べている。

2012/08/03

水曜日に父方の母が亡くなった。仕事のほうはちょうど区切りがついていたので、お通夜の今日は忌引をとった。しかし出席はしなかった。しなくてよいということになった。このあたり話すと長いので省略すると、要は今日は会社をズルやすみした平日の休みということになる。美容室で髪を切り、高島屋の地下で食材を買い、藤井大丸で洋服を買った。二条のリベルテで食パンと菓子パンを買い、出町柳輸入食品で試飲のコーヒーを飲みながらこそこそ菓子パンを食べた。帰宅後3時間昼寝。夜はall aboutのレシピをみながらカレイの煮付けを作る。わかめとネギも一緒にいれるというのがよかった。all aboutのレシピはほどよく凝っていてすきだ。食後はぶどうをたべたりすいかをたべたり。水菓子おいしい。

いま読んでいる夏目漱石のこころはちょうど興味をひかれるものだった。人が死んだ後の揉め事。2007年の集英社文庫版、蒼井優の装丁で。

2012/08/02

朝から洗濯。天気は超快晴。ベランダではシーツをきれいに広げて干すことはできないが、この天気だと気にしなくても乾くだろう。朝食は使いあぐねていたニラを適当に刻んで目玉焼きといっしょに火を通した。くたくたになったニラの半分はそのまま食べ、残りは弁当のおかずにした。こちらには鰹節をふりかけボン酢を垂らす。これはなかなかいい感じ。昼休みは初めて職場で寝てしまった。なぜだろう。極端な寝不足というわけではない。オリンピックも関係ない。夏バテなのだろうか。
夜中にチャットをしていたら、なぜか清春(黒夢)の話題になり、清春がよく履いていたNIKEのDUNKのことを思い出した。ジョージコックスのラバーソウルや、クリストファーネメスのことも忘れがたい。あの立体裁断された継ぎ接ぎの7分丈ジーンズは高校生には刺激的だった。ああ清春、俺が清春から教わったことはその3つだ。そんなネメスをググってみたらデザイナーのクリストファー・ルイ・ネメスは2010年 9月22日に肺がんで死去していた事がわかった。http://www.fashionsnap.com/news/2010-10-08/post-293/。合掌。

それからついでにWassrのサービス終了のお知らせを知る。
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いちどは遊んだもののすっかり存在を忘れてしまっていた。最後に投稿したポストは 2009-06-21(日) 。Wassrを熱心に紹介していたココロンがイイネをくれていた。