2011/11/23

古本市でしりあったおじさんにお誘いいただき、大将軍のご自宅にお邪魔する。手土産には松屋常盤で松風を買っていった。おじさんの奥さんに手渡す際、向田邦子もお気に入りだったそうですよ。と伝えると受けが良かった。

それからはただひたすら居間のこたつで酒を飲みながら、真昼間から真夜中まで10時間しゃべり続けた。仕事の話からバカ話まで。まじめな話の中では、「お金のあるところに才能のある人は集まる、きみもいい仕事をしたいと思うなら東京にいかなければだめだ。少なくとも大阪にいくべきだ。」という言葉が印象に残る。広告代理店の第一線でコピーライターとして活躍されていた74歳から放たれる言葉には頷く他ない。

帰り際、おみやげに本をいただく。赤瀬川原平/外骨という人がいた! 、埴谷雄高作品集、フーコーの振り子/U・エーコ。「赤瀬川原平はともかく、他の本はちょっと難しくて読めないと思うんですけど」と、伝えると「大丈夫、俺も読んでない」とのことだった。おーい。

この日はかなり飲んだが、なぜか吐き気は催さなかった。

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