2010/12/23

購読しているだけでめったに読まないJMMの記事を読んでいた。[JMM615Ex2]「小澤征爾カーネギーホール~サイトウ・キネン・オーケストラと渾身のコンサート」NEW YORK, 喧噪と静寂。の分。その中には内田光子の名前があり、ちょっと別格のような扱いで紹介されていた。最初に彼女の名前を知ったのは村上春樹の「意味がなければスイングはない」を読んで。そして彼女のレコードに初めてであったのは、東京の水道橋にあるクラシック専門店だった。結構な高値がついていて、とても買えるようなものではなかったところにますます興味がわいた。あのあたりには古い印刷所や製本所が点在していて、昭和の匂いがしたのを覚えている。この雰囲気はよいなあと思いながらむかった会社の面接は落ちた。2時間ほどかけて実技と面接をして、会社の実績や面接官との会話から一方的に好感をいだいていたのだけど。思い出に浸るついでに転職会議というサイトで、その会社を検索してみたら、うーんと唸ってしまうようなことが書いてあり、案の定いまも求人をだしていた。あれは今年始めのことだから年中出しているのかな。そんなふうに1年を振り返り、また来年を睨む今日。

0 件のコメント: