2009/11/07

それは現実世界におけるプラットフォームを出現させるためだった

先週末、廃校になった小学校でイベントがあり、手伝いにいっていた。そのイベントは7年前から続いているもので、参加したのは今年で4回目か。
会議は平日の夜に行われ、毎回たくさんの人が無償でたくさんの時間と労力を注いでいる。その熱意には毎回驚かされるのだが、あまりうまくいっているとは思えず、また、うまくいくための改善もみられない。お金が儲かるわけでもなく、魅せられて新しく人が集まるわけでもなく、だいたい 毎回 いつも同じメンバーと再会©rize である。イベントのコンセプトだって漠然としていて、いったいこれは何なんだ?と、わたしはいつも退屈だった。
それでもイベントは平然と続く。いったいそのモチベーションはどこからきているのか?元気あり余る中高年のことをずっと疑問に思っていたのだけど、自分がある程度歳を取り、リアルからウェブのほうへプラットフォームが移行していくなかで気づいた。
これはリアル世界にプラットフォームを作り上げることが一番の目的なのだ。と。金でもなく利権でもなく、ただ大人の遊び場が欲しかったのだ。
わたしはもう学生時代の友人らとあうことはなく、mixi以後のウェブをプラットフォームにした関係に大きく偏りつつあるのだけど、それと同じような機能をこのイベントが(短期間ではあるが)果たしているのだ。そんなふうに解釈できるようになってからは、この空騒ぎにも同意できるようになって、今年はけっこう楽しかったです。

0 件のコメント: