2010/09/10

平日の夜の、学生街の交差点の書店の前で待ち合わせをしていたら、車から若い女が降りてきて雑誌を万引きしていった。その動作があまりにも自然だったので、それを見ていた自分をふくむ何人かはただ視線を追いかけるだけだった。見事である。慌てた素振りがまったくないところを見ると常習犯だろうな。車の中では絵に書いたようなチンピラが待機していた。彼女はお約束のグレーのスウェットパンツ、彼は亀田興毅風のサングラス。店主はまったく気づいていなかった。

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