2012/05/01

フリーソウルのころに突然出会った音楽の再発盤レコードをいくつか売りに出す。ジョン・ルシアン、ミルトン・ライト、ウェルドン・アーヴァイン、ユージン・マクダニエルズあたり。これらは当時、刺激的な音楽ではあったがそこから根を生やすことはなかった。フリーソウル文脈以外の切り口で、音楽史の一部としてもういちど捉え直すことができればよかったのだけど自分にとっては何かを連想できるものではなかった。

最近はアフリカ、ナイジェリアの音楽がおもしろくてよくきいている。コンピのタイトルはMODERN HIGHLIFE,AFRO SOUNDS&NIGERIAN BLUES 1970-6。High Lifeという言葉は初耳だった。地名でもないし、音楽用語でもない。調べるでもなく記憶にだけとどめていたら、iPodでファラオ・サンダースを聴いていたとき、Goin' To Africa (Highlife)という曲を見つけた。おおジャズにもハイライフが。 調べるとすぐに出た。
1940年代から60年代にかけて「Highlife」は西アフリカのサウンドそのものだった。それはアフリカの伝統音楽にジャズ、カリプソ、ルンバ、ミリタリー音楽などが混ざったアフリカ最初のフュージョン・サウンドでもある。当時は上流階級の人々が通うクラブで演奏されていた為に「Highlife」と呼ばれていた。http://www.kamiaoki.net/ultra_032.html
ふんふん。

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