香川旅行 高松から琴平まで

朝6時頃に高松港に到着。身支度を済ませ自転車にまたがる。船内で加速して地上へ渡るときの開放感がたまらない。その勢いのまま4年前の記憶を頼りに高松駅へ向かう。何の目印もない道で一瞬不安になったが、途中で港と駅を結ぶ送迎バスがわれわれを追い抜いていったので安心した。駅の構内で路線図を見て、琴平までの距離感を確認し（料金的には610円だった）、あとはiPadとiPhoneでルートを適当に決めた。

まずは香東川自転車道に沿って国道11号まで走る。草花のにおいがやけに鼻につく道で、袋を被せた枇杷の実も目についた。あとはネギ。河川敷を私有地扱いしている。「河川敷に作物を植えないで」という市の看板も立っていたけれど、おたがい本気で気にしているようには見えない。早朝から野球の練習をしている高校生がいた。やたら吠える犬もいた。