2010/06/26

渋谷のHMVで @Elis_ragiNa @analogpants と初対面を果たす。立ち飲み屋で軽くしゃべった後、エルメート・パスコアルのライブ会場(プレジャー プレジャー)で @fu3_ とも合流。
会場のステージは密林をイメージさせる飾りがなされていて怪しい雰囲気になっていた。客層はなんとも掴み難いが熱狂的なファンばかりなのだろう。エルメートが煽ったときのレスポンスもよかった。バンドが演奏をはじめるとエルメートはよたよた歩きメンバーの側で細かく指示を飛ばす。それは菊地成孔がペペトルメントアスカラールのライブでやるような洗練された手つきによるものではなく、ハプニングの連続のような誰にも先が読めない即興演奏だった。ただ、そのプログレッシブな演奏は自分が好きなエルメートとは違うもので、正直にいえば終始ポカーンとしていた。隣に座っていた女性が彼に「わたし、いま気づいたんだけど、エルメート・パスコアルとエグベルト・ジスモンチを勘違いしてた!」と言っていたのが一番印象に残っている。
ライブのあとは4人で食事。内装は洒落ているが特に美味しくはない沖縄料理の店でべらべらしゃべったあとは、めちゃくちゃわかりにくい場所にある bar bossa へ。店主はブラジルの音楽に詳しく、サイト上でのレビューはなんどか読んだことがあった。
薄暗い店内にはいると、われわれは入り口のそばの壁で隔てられたスペースに通されたが、音楽は聞こえないし内装も見ない、間接照明だけがお互いの顔を照らし出すという男4人の集団にはチトきついシチュエーションだった上に、飲み物のメニューは見慣れないものばかりで初めて喫茶店に訪れた中学生のように戸惑ったが、そんなか @analogpants 爺さんだけはマイペースで「あのー、イッキにグワッとくる酒はどれですかね?」と、白木屋にでもいるような調子で尋ねだした。お店の方はそんな質問にも丁寧に応えてらして好感を持つ。4人の飲み物がそろったあとは、誰かが「ちょ、ちょとそれ飲んでみたい」と言い出し、ホテルのランチにたむろするおばはん連中のようにみんなで回し飲みをした。汗かきの @fu3_ はハンカチでぬぐっても汗が止まらない様子でシャツを脱ぎだし、@Elis_ragiNa は「まあ僕は根がオシャレだから」と意図がわからない発言を繰り返し、僕も「もはや人間関係もクラウド化してるよな、ここにいる俺達はエイリアスみたいなもんだ」と、飛ばしまくった。結局は全員好き放題だった訳だけど。
中島ノブユキもよく来るらしいね。と話していたら、ちょうどご本人がこられてびっくりした。

0 件のコメント: