2011/02/11

帰りしな、東大路通にでて「太陽レコード」に立ち寄ると、今日はピストにのった学生(たぶん芸大関係)が4人(2×2)きていて、店内はいつにない雰囲気だったが、とくに好ましいものではない。なんとなくおちつかないので、さっさと店を出ようと扉に手をかけたとき、「荒井由実/きっといえる」のシングルが目につき、これはと買ってしまう。
会計の際、「デビューシングルは高いけどな」といわれるので、「ふふふそうですね。あの曲をかまやつがプロデュースしてたのは知りませんでした」と答えると、店主はのってきて、1973年ごろの昔話から、さいきんの若者は打ち込み系ばかりをきいていてけしからん。としゃべりだした。ピストの彼らはどういう思いできいていただろうか。その話はほどほどにしたかったので、レジ横の色紙は誰のものですか?と話を変えると、「あんた知ってるやろ、小林亜星や」といわれた。来店時、SP盤をたくさん買っていったそうで、自宅に送付したとのこと。88年の小話。小林亜星について知っていることはあまりない。無造作にころがっていた値札の付いていないウィントン・ケリーの10インチの値段を聞くと「1500円。んー、ちょっとおまけしたる。1300円や」と言われてそれもあわせて買う。

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