2011/02/27

斉藤哲夫・さがみ湘@兵庫県・西宮市「Fort wortH」

斉藤哲夫・さがみ湘のライブを観るのはこれで5回目くらいになる。今回の会場はライブハウスだったので、いい音で聴けた。演奏時間は1時間。いつもより短くはあるけれど密度は高かった。
前半のソロではイアンとシルビアが歌った「朝の雨」にオリジナルの歌詞を付けたものが印象に残る。40年ずっと聴いているのだとかで、そんな歌があることがすばらしいと思う。
「いまからURCの曲をやります。ちょっとピリピリした歌です」というと笑いがおこったところに今日の客層の渋さがみえた。「その笑いはどういう意味かな」と返す親密な空気もよい。
MCのなかで、藤村直樹の訃報も知った。シンガーソングライターであり、高田渡の主治医でもあった方。京都のまほろばで少しだけ話をしたことがあったので驚いた。
ライブの後、斉藤さんと少し話ができたので、URC時代のことを聞くと、「斧をもて石を打つが如くは、ノンポリのための歌だったんだけどね」という話が興味深い。今度、もうちょっとつっこんだ質問ができるように時代背景についても知っておきたいな。4月は韓国の弘大でも演奏されるそうです。

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