2011/02/23

出町柳から京阪電車にのって守口市まで。音楽はきかずにただ窓から景色を見ていた。このあいだ「森達也/放送禁止歌」を読んだばかりなので、なにかと思うところがある。寝屋川駅をすぎたときには、昔ここでパフィーのライブの警備をしたことを思い出した。楽なバイト。寝屋川は吉村由美の出身地です。「アジアの純真」がヒットしていたのはもう何年前だろう。あの歌はカラオケでよく歌われていた。じぶんも歌ったかもしれない。龍谷大学の学園祭のゲストに安西ひろこが来たとき、ゲームに勝つと、彼女とカラオケが出来るというイベントがあって、そのときに採用された歌は「アジアの純真」だった。それくらいヒットしていた曲。そして安西ひろこ。彼女がやわらちゃんとやりあうくらい柔道が強かったという事実は後に知る。安西ひろこ。なぜか忘れることが出来ない。

守口市は特急がとまらない。駅の周りも静かなものだ。あてもなくうろついていると、小さな古本屋をみつけた。ビニールにパックされた大量のエロ本が妙に懐かしい。店内に欲しい物はなかったが、特価コーナーにあった「村上春樹/中国行きのスロウ・ボート」が50円だったので、買って帰る。

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