2011/03/05

昔ながらの雰囲気を味わえる仁寺洞ではなかった

ソウルは想像以上に都会だったので、昔ながらの雰囲気を探して仁寺洞に出かけたが、その面影はなかった。

仁寺洞駅の近くにはタプコル公園があり、そこだけは静かな空気が流れていた。たまたま行き着いたこの公園は、日本統治時代の朝鮮で起こった1919年3月1日に起こった「三・一独立運動」の発祥地となった場所だそうで、敷地内には独立宣言書が読まれた八角亭と、独立宣言書のモニュメントがある。ショウアップされたところはまったくなく、なんの場所なのか分からないくらい地味ではあるが、日本語でも書かれた説明文を読むと、この広場自体が持つ歴史に触れることができた。韓国人にとって集合的記憶をもつ場所。今回の旅行で唯一訪れた観光名所。

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